有線マウスと無線マウスを比較!それぞれのメリットとデメリットは?

コンピュータ デジタル機器

こんにちは!

マウスには有線のものと無線のものがありますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?

今回の記事では、有線マウスと無線マウスを比較し、有線マウスや無線マウスがそれぞれどんな人に向いているのかを考えていきます!

有線マウスとは

有線マウス

まずはじめに有線マウスについて解説します。有線マウスは文字通り「線があるマウス」のことを指します。よほど古いマウスでなければ有線マウスはパソコンのUSB端子に接続して使うことが一般的です。

無線マウスとは

無線マウスは線がないマウスを指します。どうやって無線マウスをパソコンに接続するかというと、無線マウスについてくるUSBレシーバーやBluetoothという無線通信を使って接続します。

有線マウスのメリット

まずは有線マウスのメリットから解説していきます。

接続が楽

有線マウスはパソコンに接続すればすぐに使えます。電源スイッチを入れる必要もありませんし、ドライバーや初期設定も不要なことが多いです。

無線マウスは初期設定でパスワードを入れる必要がある場合があったり、なぜかパソコンとつながらないといったトラブルが発生する場合がありますが、有線マウスでそのようなトラブルに遭うことはほとんどないでしょう。

USB端子があればどのようなパソコンにもすぐに接続できる点が有線マウスのメリットです。

電池不要・充電不要

有線マウスはパソコンから供給される電力を使って動くため、充電したり乾電池を入れたりする必要はありません。

外出先で突然マウスの電池が切れて困ったり、マウスの充電について気にかけたりする必要がありません。わざわざ乾電池を入れる手間も省けるため、管理が楽だと言えます。

安定した接続

有線で接続すると無線で接続した場合より通信が安定するため安定した接続ができます。

遅延も少ない場合が多く、安定した接続をしたい場合は有線マウスのほうがいいでしょう。

安い

有線マウスは無線マウスと比べて価格が安いことが多いです。無線マウスは無線で通信するための装置が必要ですが、有線マウスはそのような装置を搭載する必要がないため、有線マウスのほうが無線マウスよりも安いことが多いです。

有線マウスのデメリット

ここまで有線マウスのメリットを紹介してきましたが、有線マウスにもデメリットがあります。

マウスを使うときにケーブルが邪魔

有線マウスの一番のデメリットはケーブルが邪魔だということです。

ケーブルの長さが短いと机が広くてもマウスを自由に動かせません。線があるせいで机の上がごちゃごちゃすることもあります。

持ち運ぶときにケーブルが邪魔

マウスを持ち運ぶときにもケーブルが邪魔になります。

マウスをかばんに入れることを想像してみてください。マウスのケーブル、どのように入れますか?

ケーブルを束ねないとかばんの中がケーブルでごちゃごちゃすることになります。ケーブルを束ねるとしても、ケーブルの分、場所を取りますし、束ねるための輪ゴムや線を持ち運ぶのは面倒で、失くすリスクもあります。

線の部分が壊れやすい

有線マウスは線の根元の部分に力がかかることが多く、使っている間に被覆が割れていき、中の銅線が見える場合があります。こうなってしまったマウスは線が切れて壊れる直前であるため買い換える必要が出てきます。

かばんの中などに入れた際も線の根本に力がかかり、中で線が切れて使えなくなることもあります。

無線マウスのメリット

無線マウス

ここまで有線マウスのメリットとデメリットを見てきましたが、次は無線マウスのメリットを見ていきましょう。

ケーブルがない!楽!

無線マウスの最大のメリットはやはり邪魔なケーブルがないことでしょう。机の上で縦横無尽に行き来してパソコンを操作できます。

無線マウスはパソコンから10m程度の距離までなら使えますので、膝の上で使ったり、机から離れていても使うことができます。

例えばモニターに映した動画を見ながら、机から離れて体操をする際、有線マウスなら再生や一時停止するときに机にあるマウスを操作しなければなりませんが、無線マウスならマウスを手元に持ってくることですぐに再生したり一時停止したりすることができます。

机の上がきれいになる

無線マウスは線がないため机の上が線でごちゃごちゃすることもありません。

線がない分、その場所に飲み物をおいたり、メモ帳をおいたりすることが可能になります。

また、机の上をきれいに保っておくことで気持ちも上がり、より良い作業ができるようになるかもしれません。

持ち運びが楽

マウスを持ち運ぶときも、ケーブルがないほうが楽に持ち運べます。

有線マウスの場合、ケーブルを束ねたとしてもケーブルの分場所も取りますし、ケーブルが絡まったり、折れ曲がったりしないように注意する必要がありますが、無線マウスならそのような心配はしなくて済みます。

断線などのトラブルがない

無線マウスは線がないため、断線などのトラブルが起こりません。線の部分に力が入ってマウスが壊れることがないため、有線マウスよりも気楽に扱えます。

無線マウスのデメリット

充電または電池が必要

無線マウスはパソコンから電力を受け取って動くことができないため、充電したり乾電池を入れたりする必要があります。

乾電池を入れるタイプでは一度電池を入れれば数ヶ月動きますが、突然電池が切れることがあります。

普段乾電池を使っていない方は乾電池を購入して交換しなければならないため手間になります。

レシーバーが無くなる

USBレシーバーでパソコンと接続するタイプの無線マウスは、レシーバーが小さすぎて失くすことがあります。レシーバーがなくなればパソコンと接続することができなくなりますので、もうそのマウスは使えなくなります。

物をなくしやすいという人は注意する必要があるでしょう。

価格が高い傾向がある

無線マウスは有線マウスと比べて価格が高い傾向があります。優先で通信するよりも無線で通信するほうが難しいので仕方ない点ではあるのですが、パソコンを使う頻度が少ない方や予算が少ない方は有線マウスのほうがいいかもしれません。

有線マウスがおすすめな人

では有線マウスはどのような人に向いているのでしょうか。有線マウスは「安定している」「安い」というメリットがありましたね。ここから考えると、有線マウスはパソコン初心者の方やパソコンを使う頻度が少ない方、予算が少ない方などに向いていると言えるでしょう。また、安定していて安価であるため、会社や学校などに導入するのも良いでしょう。

無線マウスがおすすめな人

無線マウスは「ケーブルがないという点で楽」「10m程度までなら接続できる」というメリットがありました。これより、無線マウスが向いている人は机の上をきれいに保ちたい方、マウスをよく外出先に持ち運ぶ方、パソコンと机が離れている場合などに向いていると言えるでしょう。

まとめ

今回は有線マウスと無線マウス、それぞれのメリットやデメリットを比較し、それぞれどんな人に向いているのかを考えてみました。

有線/無線という区切りの他にも、マウスを選ぶにあたって考えたほうが良いことはいろいろあります。どのような目的でマウスを使うのか、ということを考えながら様々な視点でマウスを比較してみてください。

今回の記事がマウス選びの参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました!

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