ノートパソコンのメモリについて解説!何GBがおすすめ?

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こんにちは!

ノートパソコンを選ぶ際に「メモリ」と書かれた項目を見たことはありませんか?

この「メモリ」とは一体何を表しているのでしょうか。

今回の記事ではノートパソコンのメモリについて解説し、不足するとどうなるのかや、何GBがおすすめなのかなどを紹介していきます。

それでは見ていきましょう!

メモリとは?

メモリ

メモリとは、データを一時的に記憶しておくパーツのことです。

パソコンが動作している裏では、たくさんのデータが行き交っています。メモリはこのデータを一時的に保存しておいて、すぐに取り出すことができるようにする役割を持っています。

メモリに置かれている情報はパソコンの電源を切ると消えます。そのため、一時的に使うファイルを置いておくことが多いです。

メモリが不足するとどうなる?

メモリが不足すると、必要なデータを遠いところ(SSDなど)から持ってくる必要があります。そうなると、データを持ってくるのに時間がかかりますから、パソコンの動作が遅くなります。

またそのような状態が続くと、SSDたくさん使われることになってしまうため、SSDの寿命も短くなってしまいます。

メモリが多いと?

メモリが少ないと動作が遅くなりますが、とはいっても、メモリはたくさんあればあるほど良いというわけではありません。軽い作業しかしないのに大量のメモリを積んでも、ほとんどのメモリが使われない状態になってしまいます。

メモリをたくさん搭載しても、パソコンの性能がメモリ容量に比例して上がるわけではないことに注意しましょう。

現在使用中のメモリを調べる方法

この記事をパソコンから見てくださっている方は、今パソコンが使っているメモリの容量を確認することができます。

CtrlキーとShiftキーを押しながらEscキーを押すことで「タスクマネージャー」というソフトを起動することができます。

上のタブを「パフォーマンス」に切り替え、「メモリ」の欄を見ると現在のメモリの使用状況を確認することができます。

自分が一番メモリを使う作業をしている時に何GB使っているのかを確認すれば、パソコンのメモリの容量を決める際に一つの基準になるでしょう。

この「タスクマネージャー」というソフトはメモリの他にもCPUやディスク、ネットワークの使用状況なども確認できますので、どれほどの負荷がかかっているのかを知りたいときはこのソフトを起動して確認してみましょう。

おすすめのメモリ容量は?

文書作成、ウェブ閲覧など軽い作業の場合

8GBがおすすめです。

私はメモリ容量の最低ラインは8GBだと考えています。Windowsを起動しただけでメモリを4GB程度使いますので、メモリが4GB以下だとWindowsを起動しただけでメモリが満杯になり、何をするにしても動作が遅くなります。

軽い作業ならそれほどメモリを消費しないため、軽い作業しかしない場合は8GBがおすすめです。

ゲーム、動画編集などをする場合

16GBがおすすめです。

軽い作業だけならメモリは8GBで良いですが、ゲーム、写真や動画の編集など、ある程度重い作業をする場合は16GBがおすすめです。

また複数のソフトを立ち上げる場合やブラウザのタブをたくさん開く場合も16GBがおすすめです。

ハイエンドを求めたり仮想環境を使ったりする場合

32GB以上がおすすめです。

メモリが32GB以上あると、ゲームをしながらブラウザで攻略情報を調べ、さらに配信もする、といったような、重い動作を複数する場合でも快適に使うことができます。

また、仮想環境を使う場合メモリをたくさん使いますので、32GB以上のメモリがあると仮想環境を複数立ち上げたとしてもメインのOSで快適に作業することができます。

メモリは増設できることも

ノートパソコンとメモリ

ここまでおすすめのメモリ容量について解説してきましたが、実はメモリはあとから足すことが比較的容易なパーツです。

もちろん保証はなくなりますが、一部のノートパソコンでは、あとからメモリを交換・増設することが可能です。保証が切れる頃にメモリが足りないと感じても、自分で、もしくは業者に頼んでメモリを追加してパソコンをアップグレードすることができるため、今は性能を抑えておいてメモリの容量が足りないと感じたタイミングでメモリを追加するのもアリでしょう。

ノートパソコンのメモリを増設したい場合は、メーカーの説明書を見て空きスロット数や最大メモリ容量を調べてみたり、分解動画を見てかんたんにメモリを交換できそうか見てみたりしてみましょう。

まとめ

今回の記事では、パソコンにおけるメモリの役割とおすすめのメモリの容量、そしてメモリの交換・増設について解説しました。

メモリは、足りないとパソコンの動作が遅くなりますが、多すぎると宝の持ち腐れになってしまう、という、容量選びが難しいパーツですが、用途に合わせて選ぶことでちょうどよい容量を選ぶことができます。また、メモリをあとから足すことができるかどうかを確認しておけば、メモリが足りないと感じてもパソコンをグレードアップすることができます。

自分にちょうどよいメモリ容量のパソコンを選んで、パソコンを快適に使いましょう!

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