こんにちは!
皆さんは普段、パソコンやスマートフォンでライトモードを使っていますか?それともダークモードを使っていますか?
見た目に大きく関わるライトモードとダークモードですが、見やすさや電力消費などはどちらのほうが優れているのでしょうか。
今回の記事では、そんなライトモードとダークモードの概要について説明し、それぞれの電力消費、見やすさ、サイトやアプリの対応状況について考えていきます。
それでは見ていきましょう!
ライトモードとは
ライトモードとは、背景色が明るく、文字色が暗い画面のことをいいます。イメージとしては、紙に鉛筆で文字を書いたり、ホワイトボードにペンで文字を書くような感じです。
Webサイトではライトモードのような白背景に黒い文字が採用されていることが多いです。
ダークモードとは
ダークモードとは、背景色が暗く、文字色が明るい画面のことを言います。イメージとしては、黒板にチョークで文字を書くような感じです。
電力消費は?
ライトモードとダークモードの電力消費について比べてみましょう。
黒い画面のほうが電力を消費しないというイメージを持たれるかもしれませんが、液晶の場合は電力の消費量はライトモードでもダークモードでもそれほど変わりません。
液晶画面は、バックライトで光る仕組みで、液晶そのものは光っていません。そのため、画面が黒であっても白であっても、同じようにバックライトを点灯させています。そのため、ライトモードとダークモードで、消費電力にほとんど差がないと言われています。
一方で、有機ELの場合は画面に使われているドットの一つ一つが発光する仕組みで、画面が明るいところでのみ光ります。つまり、有機EL画面の場合はダークモードにすると電力の消費が抑えられるかもしれません。
見やすいのは?
ライトモードとダークモードで、見やすいのはどちらなのでしょうか?
ライトモードは、デザインや色が鮮明に見えるかもしれません。また、白い背景に黒い文字(ライトモード)のほうが文字を読む際の正確性やパフォーマンスが高かったとのデータがあるそうです。
Wordなど、紙に印刷する資料などを作る場合は、ライトモードで作業したほうが実際に印刷したときのイメージがしやすいでしょう。
一方、暗い部屋など暗い環境ではダークモードのほうが画面が眩しく感じにくいです。
また、ゲームや映画など、集中したいコンテンツを視聴するときはダークモードのほうが世界観を邪魔せず、より集中できるかもしれません。
ライトモードのほうが見やすいという意見も、ダークモードのほうが見やすいという意見もあります。人によってどちらが見やすいと思うかは変わります。
サイトやアプリの対応状況は?
Webサイトは、白背景に黒い文字のものが多いです。しかし、中には暗い背景に明るい文字というデザインを採用したものもありますし、ライトモードとダークモードを切り替えられるサイトも存在します。
パソコンをお使いの方は、白背景黒文字で作られたWebサイトでも、拡張機能を導入することですべてのサイトをダークモード風に変えることもできます。
スマホアプリの場合は、ライトモードとダークモードの両方に対応したものもあれば、ダークモードのみに対応したものなど、さまざまあります。
アプリの目的やコンセプトなどによってデザインが考えられ、それに合わせてライトモードまたはダークモードのような画面が採用されていることが多いです。
どちらがおすすめ?
ここまで、ライトモードとダークモードを比較してきましたが、結局は好みの問題になるでしょう。
明るい場所ではライトモードのほうが視認性が高いことがある一方、寝る前にベッドでスマートフォンを見るなど暗い場所で画面を見るときはダークモードのほうが画面が眩しくないかもしれません。
ライトモードとダークモードはいつでも切り替えることができますし、その日の気分で変えてみてもいいと思います。
また、日時を指定してライトモードとダークモードを切り替える機能や、日の出と日の入りの時間を使ってライトモードとダークモードを切り替える機能がある端末もあります。
私の場合はライトモードをよく使っていた時期もありますし、ダークモードをよく使っていた時期もありますが、割と気分でコロコロ変えています。
状況や好み、その日の気分などに合わせてライトモードを使うかダークモードを使うかを変えてみましょう。
まとめ
今回は、パソコンやスマートフォンなどの画面の見た目に影響する、ライトモードとダークモードを比較してみました。
見やすさや電力消費という点でどちらにも特徴がありますが、最終的には好みで選ぶのが良いと思います。
ライトモードのほうがおしゃれだと思う方もいれば、ダークモードのほうがかっこいいと思う方もいると思います。
どちらも使ってみて、しっくりきたと感じる方を使ってみてはいかがでしょうか。