こんにちは！
インターネットで検索していると、〇〇.comや〇〇.jp、〇〇.netなどと表示されることがありますよね。これは一体何を表しているのでしょうか？
普段あまり気にしない場所ですが、これについて知っておくことでインターネットでのサイト閲覧などが少し快適になるかもしれません。
今回の記事では、この話題に関連する「ドメイン」というものについて紹介し、「.com」と「.jp」を比較していきます。
それでは見ていきましょう！
そもそも「〇〇.com」とは？
そもそも「〇〇.com」などの文字列は何を表しているのでしょうか。
この文字列は「ドメイン」と呼ばれるもので、「インターネット上の住所」によく例えられます。
例えば、ブラウザのURL入力欄に「example.com」などと入力すると、パソコンは「example.com」という住所を探して、情報を取りに行きます。
トップレベルドメインとは
ドメインのうち、「.com」や「.jp」などはトップレベルドメインと呼ばれています。
「.com」は「商業向け」という意味はありますが、世界の誰でも取ることができます。その一方、「.jp」で終わるドメインは日本に関係のある人しか取得することができません。
このトップレベルドメインには他にも様々なものがあり、よく見かけるものでは「.com」「.jp」「.net」などがあります。変わったもので言えば、「.rich」や「.みんな」などというものもあったりします。
comとjpの違いは？
「.com」で終わるドメインは誰でも取得することができ、この「.com」というトップレベルドメインは世界で一番使われています。
「.com」が使われている有名なサイトには、Google（www.google.com）、YouTube（www.youtube.com）、インスタグラム（www.instagram.com）などがあります。
「.jp」で終わるドメインは日本に住所を持っている個人・団体・組織でなければ登録できません。そのため、サイトは日本語で書かれていることが多いです。
「.jp」が使われている有名なサイトには、Yahoo! Japan（www.yahoo.co.jp）、amazon.co.jp（www.amazon.co.jp）、楽天市場（www.rakuten.co.jp）などがあります。
トップレベルドメインからサイトの特徴が分かる！？
実は、トップレベルドメインによってサイトの特性や安全性がわかることがあります。
例えば、日本を表す「.jp」で終わるドメインを使っているサイトの内容は日本語で書かれていることがほとんどです。
このように国ごとに決められているトップレベルドメインが使われている場合は、その国に関連していることが多いです。
例えば、フランスのトップレベルドメインは「.fr」、韓国のトップレベルドメインは「.kr」、オーストラリアのトップレベルドメインは「.au」などとなっています。どこの国のトップレベルドメインなのかが分かれば、どの言語で内容が書かれているかや、どの国に関連しているサイトなのかが予想できます。
また、安全なサイトが多いトップレベルドメインや、危険なサイトが多いトップレベルドメインというものも存在します。
日本のトップレベルドメインである「.jp」は安全なサイトが多いと言われています。これは「.jp」で終わるドメインは日本に住所を持っている個人・団体・組織でなければ登録できないためです。
とはいっても、「危険なサイトが多いトップレベルドメイン」だったとしても、安全で有益な情報を発信しているサイトもありますし、「安全なサイトが多いトップレベルドメイン」を使っているサイトだったとしても危険なサイトである場合もあります。
ドメインは安全なサイトかどうかを見分ける一つの材料として使えるかもしれない、という程度のもので、結局のところサイトの安全性はそのサイト次第です。
まとめ
今回は、ドメインやトップレベルドメインについて解説しながら「.com」と「.jp」を比較してきました。
普段ブラウザで検索するときにはあまり意識しないドメインですが、ドメインについて知っておくことでウェブ閲覧が快適になったり、危険なサイトを見分けたりできるようになります。
迷惑メールで送られてくるURLが危険かどうかも、ドメインについて知っておくことで見分けやすくなります。
今回はドメインについて見てきましたが、ドメインの他にもインターネットを使って情報を通信する仕組みにはさまざまな取り決めがされており、それによってインターネットがうまく動いています。ドメインの情報からどうやってデータを取得しに行っているのかや、インターネットがどのようにして動いているのかについて気になった方はぜひ調べてみてくださいね！
