BackspaceキーとDeleteキーを比較!どのような違いがあるの?

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こんにちは!

今回の記事では、キーボードにある「Backspaceキー」と「Deleteキー」の違いについて見ていきます。

どちらも文字や内容を消すという意味があるキーですが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか?

今回は、そんなBackspaceキーとDeleteキーの違いについて見ていきます。まずはじめに、それぞれのキーの概要について説明し、キーの違いやそのイメージについて考えていきます。

それでは見ていきましょう!

Backspaceキーとは

キーボード

Backspaceキーは文字を打ち間違えたときに文字を削除する場合に使われます。

BackspaceキーはEnterキーの上についています。

「Back(後ろ)」に「space(スペース)」という意味になります。

なぜこのキーがあるのか調べてみたところ、起源はタイプライターにあるようです。「é」の上の点のようなものを入力する際に、「e」と「´」を別々に打っており、「e」と打ってからBackspaceキーで打つ位置を一つ戻して、重ねるような形で「´」を打っていたそうです。

当時は現在のような「文字を消す」という使い方ではなかったようです。

Deleteキーとは

Deleteキーは何かを削除する際に使われます。

Deleteという単語には「削除」という意味があるため、そのままの意味で使われています。

Deleteキーが配置されている場所は様々です。

フルサイズのキーボードではEnterキーより右側、InsertキーやHomeキーなどと近い位置に配置されています。

ノートパソコンでは機種によって場所が変わり、Enterキーの上などに置かれていることが多いようです。

BackspaceキーとDeleteキーの違い

ワードプロセッサーの場合

Wordなどのワードプロセッサーを使用している際は、BackspaceキーもDeleteキーも文字を消す役割がありますが、Backspaceキーはカーソルの左側の文字を、Deleteキーはカーソルの右側の文字を消します。

Backspaceキーは文字の入力を間違えてしまった際によく使います。DeleteキーはBackspaceキーほど使う頻度は高くありませんが、クリックした際のカーソルの位置が左側にずれてしまった場合などにDeleteキーを使って右側の文字を消すことができます。

カーソルのどちら側を消したいかによってBackspaceキーとDeleteキーを使い分けることで文字入力が快適になります。

ちなみに、BackspaceとDeleteを同時押しした場合にはカーソルの前後1文字ずつが消えます。

エクスプローラーの場合

エクスプローラーでは、BackspaceよりもDeleteのほうが使う頻度が高くなります。

ファイルやフォルダを消すことを考えてみましょう。ファイルを選択した状態でBackspaceキーを押しても何も起こりませんが、Deleteキーを押すとファイルが消えます。

ワードプロセッサーでは、どちらのキーも「文字を消す」という役割で、文字を消す位置にだけ違いがありましたが、エクスプローラーの場合はボタンを押したときの動作が大きく違っています。

それほど違いがない場合も

キーボード

使用しているソフトによっては、BackspaceキーとDeleteキーの役割がほとんど同じものになっている場合もあります。

例えば、ワードプロセッサーで文字を範囲選択した上でキーを押すことを考えてみましょう。この場合、BackspaceキーでもDeleteキーでも同じように文字が消えます。このように、キーを押す状況によってはBackspaceキーとDeleteキーの動作にそれほど差がない場合もあります。

違いのイメージ

個人的に、Backspaceキーは軽い間違いを直すようなイメージで、Deleteキーは「指定したものを削除する」というイメージです。

Backspaceキーでは消えないものもDeleteキーを押すと消える場合があります。先ほど紹介した例でいうと、エクスプローラーでファイルを選択した状態でBackspaceを押しても何も起こりませんが、Deleteを押すとファイルが消えました。

これより、Deleteのほうが「削除」という意味合いが強いように感じます。

しかし、ソフトによってキーを押したときの動作は変わりますので、キーを押したときの動作がどのようになるかを正確に知りたい場合はソフトの説明書等を見ると良いと思います。

まとめ

今回の記事では、キーボードの「Backspaceキー」と「Deleteキー」を比較してみました。

BackspaceとDeleteをうまく使い分けることで文字入力などの作業が快適になりますので、使いながら慣れていくと良いと思います。また、「ここでDeleteを押したらどうなるのか」という予想をした上で押してみるのも面白いかもしれません(消しても問題ないことを確認した上で押してくださいね!)。

今回はBackspaceとDeleteという、使う頻度が高めなキーについて紹介しましたが、キーの中には何に使うのかわからないようなキーもありますので、どのような用途に使うのかや、そのキーの歴史について調べてみるのも面白そうです。

楽しみながらパソコンやキーボードについて知っていきましょう!

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