こんにちは!
今回は、ノートパソコンのストレージについて解説し、容量が不足するとどうなるのかや、用途別におすすめの容量を紹介していきます。
ストレージの容量に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!
ストレージとは?
ノートパソコンのストレージとは、データを保存する場所のことです。
データを保存できるものといえば、USBメモリやDVD、SDカードなど、いろいろありますよね。そのようなものをストレージと呼びますが、ノートパソコンの中には、主にSSDというストレージが搭載されています。
ストレージ容量が不足するとどうなる?
ストレージ容量が不足すると、データを保存することができなくなります。
また、ストレージ容量はある程度の余裕がないとストレージの寿命が短くなると言われています。容量の半分〜8割程度を目安に使用するほうが良いでしょう。
現在使用している容量の確認方法
この記事をパソコンから見てくださっている方は、今パソコンが使用しているストレージの容量を確認することができます。
エクスプローラーを開き、「PC」を選択します。「ディスクとドライブ」の欄を見ると、Windows(C:)の下に現在搭載しているストレージの容量と空き容量が表示されています。(パーティションを分割している場合やストレージが複数搭載されている場合などは表示が違うことがあります)
ここで表示された値を参考にストレージの容量を決めると良いでしょう。
おすすめのストレージ容量は?
文書作成やネット閲覧など、容量が大きいファイルを扱わない場合
128GBまたは256GBがおすすめです。
まず、Windowsが入っている段階で少なくとも25GB〜40GB程度は消費します。今後のアップデートのことも考えると、Windowsだけで80GB程度使うと考えておいた方が良いでしょう。
そうなると、パソコンはたまに使う程度で、文書作成やネット閲覧に使うなら128GBでもギリギリ間に合います。
しかし、パソコンを頻繁に使う場合は、目的が文書作成やネット閲覧だとしても256GBあったほうが安心です。
写真や動画、音楽などをいくらか保存する場合
256GB〜512GBがおすすめです。
写真や動画、音楽などはデータ量が多いため、ストレージの容量が少ないとすぐにいっぱいになってしまいます。
動画をたくさん保存したい場合は256GBでは足りなくなる可能性があります。
どの程度の画質・音質で保存するかや、どれくらいの枚数・曲数かによって必要な容量は変わりますが、たくさんのファイルを高品質で保存したい場合は多めの容量を選びましょう。
3DのRPGやFPSなどのゲームをする場合
512GB〜1TBがおすすめです。
原神やAPEXなど、グラフィックの良い3Dゲームはストレージの容量をたくさん使います。
原神では初回インストールに必要なストレージを150GB程度としていますし、APEXの推奨空き容量は75GBです。
ゲームをする場合にはストレージの容量を512GBにしておいたほうが良いでしょう。また、ゲームをいくつも入れたい場合には1TBをおすすめします。
写真や動画の編集、音楽制作などを行う場合
1TB以上、または512GB以上のストレージ+外付けストレージや2つ目の内部ストレージを併用するのがおすすめです。
特に動画制作の場合は一つ一つの動画のデータ量が大きくなりやすく、512GBや1TBのストレージを用意してもすぐに満杯になってしまうことがあります。この場合は、外付けのストレージを使い、あまり使わないデータを移動するようにしましょう。
外付けストレージを管理するのはやや手間なので、面倒なことが嫌いな方は内部ストレージの容量を大きくしましょう。
あとから容量を増やせる外付けストレージ
容量が足りなくなった場合には、USB接続でパソコンと接続してデータを保存できる外付けのストレージを使うこともできます。
ただ、データの管理が面倒になるため、できるだけ内部ストレージで完結させたほうが良いと思います。
ストレージは追加できることも
また、パソコンによっては内部ストレージを追加できる場合があります。しばらく使って空き容量が少なくなってきた方や、外付けのストレージは管理が面倒だけど購入費用は抑えたい、という方はストレージを追加できるパソコンかどうかを調べ、自分でストレージを追加することに挑戦してみるのもいいかもしれません(保証はなくなります)。
まとめ
今回の記事ではノートパソコンのストレージの容量について解説しました。
ストレージの空き容量は使っているうちに少なくなっていき、気がついたら9割使っていた、ということも多々あります。
ノートパソコンを購入する際にストレージの容量を多くすると高くなるため、できるだけ容量を少なくしたくなりますが、「パソコンを長く使う」ということを考えるとストレージの容量は多いほうが良いです。あとからやりたいことが増える可能性もありますので、余裕を持ったストレージ容量をおすすめします。
自分にあったストレージ容量を選んで、快適にパソコンを使いましょう!