こんにちは!
今回は、ノートパソコンのタッチパネルディスプレイについて見ていきます。
ノートパソコンの中には、ディスプレイをタッチして操作できるものがありますが、果たしてどのようなメリットがあるのでしょうか。
この記事では、タッチパネルディスプレイがあるノートパソコンの特徴やメリットとデメリット、そしてどのような用途に向いているのかについて見ていきます。
タッチ対応ディスプレイとは?
ノートパソコンの中には、画面をタッチすることで操作ができるディスプレイが搭載されているものがあり、これをタッチ対応ノートパソコンと言ったり、タッチパネル対応ノートパソコンと行ったりします。
このタッチ対応ノートパソコンはタブレットのように操作でき、通常のパソコンにはないような操作感でパソコンを操作することができます。
タッチ対応ノートパソコンのメリット
タブレットのように操作できる
タッチパネルが搭載されたノートパソコンはタブレットのように操作できます。
タップ、スワイプ、ピンチイン、ピンチアウトなどのジェスチャーを指ですることができるため、スマートフォンやタブレットに慣れている方は直感的に操作することができます。
手書きの文字や絵、図などが書きやすい
通常のパソコンでは、絵や図を書く際にはマウスを使って書くことになりますが、マウスを使って絵を書くのは非常にやりづらいです。マウスで文字や図などを描こうとすると線が曲がってしまい、うまくかけないことがほとんどです。
しかしタッチパネルディスプレイが搭載されたノートパソコンなら、指を使って絵や図を描くことができ、マウスを使うよりもきれいに描くことができます。
タッチペンを使って手書きで資料にメモを撮ったり、簡単なイラストをメモしておくことができたりと、キーボードを使って入力する文字だけでは伝わりにくいことも記録しておくことができます。
タッチ対応ノートパソコンのデメリット
価格が高い・種類が少ない
タッチパネルディスプレイが搭載されたパソコンは、タッチ非対応のパソコンと比べると価格が高いことが多いです。
予算に限りがある場合はパソコンの性能を取るのか、それともタッチ対応を取るのか、ということになってきますのでよく検討しましょう。
また、タッチに対応したノートパソコンは、そうでないパソコンと比べると種類が少ないです。
画面が汚れやすい
タッチに対応したディスプレイを使うと画面にタッチする機会が多くなるため、画面が汚れやすくなります。
画面の汚れや指紋が気になることがありますので、こまめに画面を拭いたり画面にフィルムをつけたりする必要が出てくるかもしれません。
人によっては使う機会が少ない
タッチパネルディスプレイを搭載したノートパソコンを購入したとしても、パソコンに慣れている方などはタッチ機能を使わないことも多いと思います。
パソコンの操作に慣れている場合、指を使って操作するよりも普段使っているキーボードやマウス、トラックパッドなどを使ったほうが楽で、素早く操作をすることができます。
おすすめの用途は?
パソコン初心者の方
パソコン初心者の方がはじめてパソコンに挑戦する際はタッチパネルが搭載されたノートパソコンを使うのも良いと思います。
パソコンがタッチに対応していれば、操作が分からなくなってもタッチで操作できるかもしれません。
ただし、「パソコンの操作を覚える」ということが目的の場合は、タッチ非対応のノートパソコンのほうが良いかもしれません。もしかすると、タッチパネルディスプレイに慣れてしまい、通常のディスプレイでの操作が不満に思えてくるかもしれません。
タブレットとしても使いたい方
画面が360度開くタイプのノートパソコンやキーボードを取り外せるタイプのノートパソコンはタッチに対応していることが多いですが、そのようなパソコンを使ってタブレットのようにも使いたい方にはタッチ対応ノートパソコンが良いでしょう。
文字を入力することが多い時にはキーボードを使ってノートパソコンのように使用し、動画を見るときにはタブレットのように使う、というのも良いと思います。
なお、AndroidタブレットやiPadなどのタブレットと比べると、Windowsが搭載された2in1パソコンをタブレットとして使うことは、操作性がやや落ちるかもしれません。
まとめ
今回はタッチパネルが搭載されたノートパソコンのメリットとデメリット、そしてどのような用途に向いているのかについて見てきました。
パソコンを使うことにおいてタッチパネルというのは必須のものではありませんが、使い方によってはタッチパネルがあることで便利に使えるようになります。
タッチパネルが必要なのか迷ったときには、タッチパネルを使う機会があるかどうかや、どのようにパソコンを使っていくのかを考えてみると良いと思います。