こんにちは!
「ミニPC」というものを最近聞くようになっていますが、一体どのようなパソコンなのでしょうか。
今回は、そんなミニPCについて解説し、デスクトップパソコンと比較していきます。
ミニPCとは
ミニPCとはデスクトップパソコンの一種で、とてもコンパクトであることが特徴です。
手のひらくらいのサイズ感で、机の上に置いていてもそれほど邪魔になりません。
デスクトップパソコンとは
デスクトップパソコンとは移動させずに使うタイプのパソコンのことをいいます。
ミニPCもデスクトップパソコンの一種にはなりますが、今回ミニPCと比較していくときには大型のものを想定して解説していきます。
ミニPCのメリット
コンパクト
ミニPCのメリットとして、コンパクトであることが挙げられます。
デスクトップパソコンは机の下や上に大きなスペースが必要になりますが、ミニPCは机の上においても邪魔にならない大きさです。
コストパフォーマンスが高い
ミニPCはコストパフォーマンスに優れていることが多いです。
特にCPUにIntel N100を搭載したミニPCは性能がちょうど良いながらも買いやすい値段であるということで話題になりました。
もちろんコストパフォーマンスが優れているのはこれだけではなく、その他にもコストパフォーマンスが優れているミニPCがたくさんあります。
省電力
ミニPCは電力効率にも優れています。ミニPCは省電力なノートパソコン用のパーツを使っているため、少ない消費電力で使うことができます。
毎日使うものだからこそ、電気代も考えておきたいものです。パソコンを使う際のコストも考えたときに、ミニPCは良い選択になります。
ミニPCのデメリット
性能がそれほど高くない
ミニPCは、デスクトップPCと比べると性能が高いモデルが少ないです。
これには、小さいスペースにたくさんのパーツを入れることが難しいことや、省電力で性能を抑えたノートパソコン用のパーツを使っていることが関係しています。
デスクトップパソコンのメリット
性能を高くできる
デスクトップパソコンはスペースが大きく、排熱もしやすいため構造上性能を高くしやすいです。
高性能なパーツを使う場合、風を送って冷やす必要がありますが、デスクトップパソコンは空気が通るためのスペースがあり、ファンも多く搭載できるため、高性能にすることができます。
高性能なパソコンが必要な場合はデスクトップパソコンのほうが良いでしょう。
拡張性が高い
デスクトップパソコンは空きスペースが多くあるため、あとからパーツを追加することができます。
また、USBポートもデスクトップパソコンのほうが多いです。ミニPCのUSBポートの数が4つほどなのに対し、デスクトップパソコンでは10個以上のUSBポートがあることが多く、たくさんの機器を接続することができます。
デスクトップパソコンのデメリット
大きい
デスクトップパソコンはミニPCと比べるととても大きく、広いスペースを必要とします。部屋が狭く、パソコンを置くスペースを作るのが難しい場合はデスクトップパソコンを使うのは厳しいでしょう。
消費電力が大きい
デスクトップパソコンは性能が高いですが、その分消費電力は大きくなります。電気代を気にされる方にはデスクトップパソコンは向いていないかもしれません。
ただし、デスクトップパソコンでも省電力モードなどを活用することで消費電力を抑えることができます。
どちらがおすすめ?
コンパクトさやコストパフォーマンスを求める場合
ミニPCがおすすめです。
ミニPCは、コンパクトさやコストパフォーマンスに優れています。そのため、机の上にコンパクトに置きたい場合や安く高性能なパソコンが良いという場合はミニPCがおすすめです。
電気代の面でもコストパフォーマンスが高いです。
拡張性や性能を求める場合
デスクトップパソコンがおすすめです。
デスクトップパソコンは拡張性が高く、また性能も高くしやすいです。
また、デスクトップパソコンでは使わなくなった内部のパーツを再利用することもできます。そのため、工夫によってはデスクトップパソコンのコストパフォーマンスが上がります。
まとめ
今回は、ミニPCとデスクトップパソコンを比較し、それぞれのメリットとデメリット、そしてどちらがおすすめなのかについて考えてきました。
ミニPCはコンパクトさやコストパフォーマンスが、デスクトップパソコンは性能や拡張性が優れていました。
パソコンをどのように使うのかによって、ミニPCデスクトップパソコンのどちらが良いかは変わってくるため、パソコンを買う際は使用用途をはっきりさせた上でどのパソコンにするのかを考えるようにしましょう。